映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
貯金ゼロから年収49億円 ヤバすぎる人生へようこそ。
先日、少し古い映画(2013年)を観ました。
レオ様こと、レオナルド・ディカプリオが主演を務める、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」という映画です。
その映画がとても面白かったので、今回ブログで共有していきたいと思います。
この映画は、観た後に不思議と活力が溢れて来る作品となっており、映画好きはもちろん、若いビジネスマンにも大きな影響を与える映画だと感じました。
できることならこの記事を読む前にyoutubeの予告動画を観て、そのまま本編を観てもらいたいくらいオススメの作品です…。(笑)
それでは、内容に入って行きましょう。
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この映画を観た率直な感想は、「おぉ~、これはまたスゲー作品を作ったなぁ(笑)」でした。ほんとに、よくこんな作品を放映できたもんだww
と、まぁ第一印象はそんな感じでしたが、観終わった後に一つ一つの台詞やシーンに着目していくと、作品全体を通して「笑い」と「学び」があり、とても印象に残る面白い映画だったと感じます。
この映画のあらすじを一言で表現すると
「1人の野心家の『栄光、挫折、破滅』を描いた作品」です。
上映時間は約180分(3時間)とかなり長いですが、テンポの良い爽快なブラックコメディで、最後まで中だるみすることなく見ることができました。
ですが、R18映画ということもあり、内容の大半は「金、ドラック、セッ○ス、投資詐欺」で構成されているため、人を選ぶ作品であることは間違いありません。
人によっては胸糞悪いと感じるかもしれませんね。
あらすじ【起・承】(※ネタバレあり)
レオナルド・ディカプリオ演じるジョーダン・ベルフォートは、1980年代から1990年代のウォール街に実在した株式ブローカー。
学歴も人脈もない彼は、お金持ちになる夢を抱き、ウォール街の投資銀行に入社。
しかし、その後すぐにブラックマンデーを機に会社は倒産してしまう。
たまたま見つけた小さな投資会社で、紙切れ同然の「ペニー株」を巧みな話術で客に売りつけ、あっさりと2,000ドルを稼ぐことに成功。
ベルフォートはその後もクズ株を売り続け、ボロ儲けする。
そんな彼に目を付けたのはディーラーのドニー。
ベルフォートの月収を7万ドル(約700万円)と知り、下で働きたいと申し出る。これを境に、ベルフォートは、自分のセールストークマニュアルを作成。ドニーと他の仲間数人で自らの投資会社を設立することに。
初めは貧困層を相手にペニー株を売る手法を取っていたが、妻に咎められたことをきっかけに、相手を金持ちに変え、社名も変更する。(ストラットン・オークモント社)
一流の銘柄(AT&Tやディズニー)で取り入り、信用させたところでペニー株を売りつける戦略で会社は急成長。
会社は有名雑誌フォーブスにも取り上げられ、若者の入社希望者が押し寄せるまでになる。
数か月で社員は2倍になり、デカいオフィスへ移る。
ストラットン社は急成長を見せる一方、その裏では、当然のようにドラックの使用や社内セックスなどが繰り広げられ、一般人からすれば狂気そのものであった…。
あらすじ【転・結】(※ネタバレあり)
大金を稼ぐため、次に目を付けたのは未公開株の上場(IPO)だった。
ドニーの同級生「スティーブ・マデン」が経営する女性靴会社を新規公開株として、非合法に儲けることに成功する。
その頃ベルフォートは、自宅のパーティで出会ったナオミと不倫関係になり、妻と離婚。その後すぐにナオミと再婚する。
再婚後は、大型クルーザーを購入し「ナオミ号」と名付けたり、子供を授かったりするなど私生活は順調に進んでいた。(ドラッグ、女遊びは継続。)
そんな中、株価の不審な動きに疑問を持ったFBI捜査官デナムから目を付けられることになる。
FBIの動きに焦り、スイスの銀行に資産を隠そうとするが、金の移送中に運び屋が捕まり、計画は頓挫する。
これをきっかけに、ベルフォートはFBIからさらに目を付けられることに。
顧問弁護士からは、司法取引と辞職を勧められるも、社員の前で辞任の挨拶をしているうちに、自分がいつも部下に言っていた「引き下がるな。望みを手に入れるまで。」という言葉を思い出し、辞任を撤回。
心を入れ替え、施設で更生。酒もドラッグもやめてテレビで活躍するようになる。
時が経ち、全く別の事件で捕まったスイスの銀行家に売られ、結局ベルフォートは捕まることに。
過去に犯した多数の罪状で有罪になるも、4年の減刑の代わりに盗聴器を付けて仲間の情報を集めるよう、FBIから司法取引を持ち掛けられる。
盗聴の際、ドニーを庇おうとしたが、逆にドニーに裏切られてしまう。
吹っ切れたベルフォートは仲間の情報を全て売り、3年に減刑されて収監。
刑務所では金の力を使い、テニスをするなど優雅に過ごした。
数年後、ニュージーランドで「世界最高のセールス・トレーナー」として講演を行う彼の姿があった。
そして彼は、セミナーの参加者にこう切り出したのだ。
「私にこのペンを売ってみろ」と。
<映画のあらすじを要約>
ここで物語は終了します。
この映画の、ここが良かった
この作品を魅力的に感じたのは、作品全体を通して「笑い」と「学び」があったからです。
「笑い」については、洋画独特の言い回しや、一般人には想像もつかないようなはちゃめちゃな展開、シュールなボケや突っ込みなど、作中に常に散りばめられていたように感じます。
「学び」について、詳しくは後ほど解説しますが、
- 営業の基本知識やセールストーク
- ゼロからビジネスを作り上げること
- 騙す側、騙される側の心理
- お金を稼ぐ力、使う力、守る力
など、色々なことが楽しく学べる作品でした。
印象に残ったセリフ・シーン
前述の通り、ウルフ・オブ・ウォールストリートは「学び」がたくさんある作品です。
ここでは僕自身が「学び」を感じた、印象に残った台詞やシーンを紹介していきます。
需要と供給について
自分の会社を作る際、ベルフォートは仲間を数人集めます。
しかし、そこに集まったのはヤクの売人など、営業のいろはも知らないならず者ばかり。
そこでベルフォートは、仲間たちに「営業の基本は需要と供給」だと教えます。
需要がなければモノは売れない。無いならどうにかして需要を作り出せばいい。
それを専門用語を使わずにとても分かりやすく説明しており、とてもスマートに感じました。
巧みな営業トーク
ベルフォートが巧みな話術を披露し、お金持ちにペニー株を売りつけるシーンが登場します。
ここでは、ベルフォート自身がお手本になって営業をして、それをセールストークマニュアルに落とし込むことで誰でも同じ営業ができるようにするなど、
ゼロからのビジネスの立ち上げが描かれており、我々が普段見ることのできないビジネスの裏側を理解することもできます。
また、電話越しで騙す側と騙される側の心理状況なども見てとれました。
「営業」が全て悪だとは言うつもりはありませんが、我々が受ける投資や保険の営業にも、このような心理が働いていることは覚えておくと良いかもしれません。
社員の前での演説シーン
作中では、ベルフォートが社員の前で演説をするシーンが何度も描かれます。
- 社名をストラットン・オークモントに変更し、会社に変革をもたらした時
- 1週間の終わり
- 自宅でパーティを開く時
- 初めてスティーブ・マデンの会社をIPOさせる時
- 辞任を迫られた時
ベルフォートは、人の欲望を根源から揺さぶるような、凄まじいエネルギーを感じるスピーチで社員を大熱狂させます。
異常な熱気、というよりもはや狂気を感じさせるようなテンションです。
パフォーマンス力の高さと、人を引き付ける巧みな話術は「圧巻」の一言でした。
このスピーチを聞いていると、映画を観ているだけのこっちまで
「よっしゃ、俺も明日からやってやるぞ!!」
という気持ちになってしまいます。
人を引き付ける話し方ができるって、本当にすごいですよね!憧れちゃいます。
そんな狂気に満ちたスピーチを、作中から1つだけ引用しておきます。
みんなよく聞いてくれ。
この黒いやつ、電話の秘密を教えよう。自分ではダイヤルできない。君らが使わないとただのプラスチックの箱だ。引き金を引く兵隊のいないM16銃と同じだ。
この電話に命を吹き込むのは君らだ。訓練されたストラットン部隊。我が精鋭たち。
ノーとは言わせない精鋭たち。我が戦士たち。
電話は切るな。相手が買うか、その糞が死ぬまでだぞ!聞いてくれ。
作品中のジョーダン・ベルフォートの台詞
貧乏は美しくない。良い時も悪い時もあるが、金はある方が良い。
金持ちなら何があってもリムジンに乗って2,000ドルのスーツに、40,000ドルの金時計だ。戦え奪い取れ!
俺を軽薄な拝金主義だと思うなら、マクドナルドで働け。そこがお前の場所だ。だが勝者に溢れたこの部屋を出る前に隣の顔をよく見ておけ。
遠くない未来、ボロ車で赤信号で止が停まったとき、彼はピカピカのポルシェで隣に停まってる。横には美人の女房、おっぱいは巨乳だ。
自分の横は?
ムームーを着た無精髭のメス牛が、窮屈そうに安スーパーの食料を山ほど抱えて隣に乗ってる。
よく聞け。
カードの支払いがある?すぐに電話をかけ始めろ。
大家が追い出しを?
すぐに電話をかけ始めろ。
彼女にクズだと言われたなら、すぐに電話をかけ始めろ。
金を稼げば問題は解決する。
今日やる事は、電話をとって俺が教えた言葉を話せ。
そうすれば、この国のどの社長より金持ちにしてやる。
だからやれ。
スティーブマデンの株を客の喉に押し込み、窒息させてやれ。
窒息するまで100,000株売りつけろ。
野獣になれ。容赦するな。みんな電話のテロリストだ。
やれ、売りまくれ。
ぜひ作中で聞いて、あなたにもこの熱狂を味わって欲しいです。(笑)
ちなみに、吹替版よりも字幕版がオススメです。
栄光と挫折、そして破滅
多くのお金を稼ぎ、ドラックや女遊びなど、お金でできる遊びを一通り経験したベルフォートですが、最終的には多数の罪状で有罪になってしまいます。
善悪を抜きに考えれば、世の中お金があれば大抵のことはできます。法律を犯すのは当然ダメですが、スレスレで楽しくやっている富裕層も多くいることでしょう。
しかし、「悪いことをしてお金を稼いでも、その栄光は長くは続かない。」
ここでは、こんなことを学ぶことができるのではないでしょうか。
また、ベルフォートは罪を軽くするため、仲間の情報をFBIに売ります。
ここで父親に言われた言葉がまた怖い。
「いつか報いが来るぞ」
憎しみの連鎖は終わらない…ということでしょうか。
彼は、刑務所から出た後も、夜道では背後に気を付けないといけないかもしれません。
「俺にこのペンを売ってみろ」
これは、作中で2度出てきた台詞です。
- 1度目は、自社を設立するため仲間に営業について教える時
- 2度目は、刑務所から出所後に、セミナー参加者に営業について教える時
この2回を比較すると、ベルフォートは状況は全く違います。
しかし、どちらも「営業について人に教える」という目的に変わりはありません。
ここで感じたのは、『自らに蓄積された技術やノウハウは、たとえ破滅を経験したとしても消えることはない』ということです。
お金持ちの起業家が、破滅を経験したのち再起するストーリーはニュースなどでもよく目にしますが、まさにこういうことなのでしょう。
地位や名誉、お金は奪えても、蓄えた知識や経験までは奪えない。
だから、成功者の方々は口酸っぱく、若いうちに知識や経験に投資しようと言うわけですね。
こんな人にオススメ
この映画は、こんな人にオススメです!
- 営業に興味のある人
- お金持ちを目指している人
- 爽快なブラックコメディが好きな人
- ディカプリオの狂気に満ちたスピーチに興味がある人
上記の人におすすめの作品であることには間違いありませんが、いくつか注意点もあります。
性に対して直接的な表現が多い作品なので、そのような表現に嫌悪感を覚える人には、この作品はおすすめできません。
また、あまり親しくない友人や恋人、家族と観るのはやめておきましょう。
性的な描写によって、気まずい雰囲気になる可能性が高いので(笑)
まとめ:『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は笑いと学びがあるオススメの作品!
いかがだったでしょうか?
今回は、映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」についての
あらすじ紹介と感想および考察についてでした。
まとめるとこんな感じ
■この映画のあらすじを一言で表現すると↓
- 「1人の野心家の『栄光、挫折、破滅』を描いた作品」
■映画を観た感想は↓
- 笑いあり、学びありのとても面白い映画!
爽快なブラックコメディが好きな人にはぜひ見て欲しい!!
■この映画で学べたこと↓
■印象に残ったセリフ・シーン↓
■この映画をオススメする人↓
■作品を観る上での注意点↓
今後も面白い映画があったら皆様に共有していきますので、お楽しみに!
よければ皆様のおすすめ映画も教えていただければ嬉しいです✨
ではまたっ
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